関ジャニ∞元気が出るLIVE DVDの話
DVDが出ました。物議を醸してたDVDがとうとうドロップアウトしたわけです。
気が向かなくてまだきゃんじゃにしか観てないけど。
以下はそんな私の感想です。
ぜひとも同じく関ジャニ∞にモヤモヤしているみなさんに読んでほしい。
ちなみにですが 6+45000 。この数字の中に私はいません。
大阪以外全箇所行ったけど、それでも私をこの数字に入れてくれませんでした。
すごく悲しかったです。だって私が行った公演には大倉くんいたし。
このツアーは全部この日の為だったのかな、私の楽しかった思い出はフリだったのかな、オーラスの為だったのかな、このジャケと宣伝文句でそんな事を思いました。心底呆れました。もともと呆れてたけど。
DVD観た友達から聞く限り特典もオタクばっかりとのことだし、確かにきゃんじゃにもいっぱいオタク映ってたし。全然ファンのことなんて考えてない、相変わらず自分達本位、自分達最高、自分達のファン最高!……中二病かよ。って思いました(ジャケ裏のそれぞれの名前で大倉忠義って浮かび上がるのとか中二病感すごい)。
で昨日の安田くんのレンジャーを読みました。
いやわかるよ。いいライブだったのはわかる。それは当時のレポやWSから感じてたし貴重ないいライブだったろうと思う。それにこの公演を乗り越えられたのはそこにいたファンがいたからだよ。それは間違いないよ。皆、大倉の分とまでいかないけど、そこに立つ6人を支えようとしたにきまってる。所詮ジャニオタだけど団結力だってあったかもしれん。
それを映像化するということ、まあそれも安田のレンジャー読んだらなんとなく理解した。これで出したかったんだよね。その団結した感じ、距離感の感じ。それを来れなかった人含め伝えたいから。
うん、そもそもの概念が違うんだな。映像化することの概念が。
そこですれ違ってるんだ。
ジャニオタにとってライブDVDって、すごくすごく大事なものだと思うんですよ。自分が行った公演のこと思い出したりとか、本人たちの事だけじゃなくて友達との思い出も詰まってて、それをまた友達と見て盛り上がって浸って、やっぱりいいものだなって、次も行きたいなって、次は一緒に行こうねって、次は行きたいなって、そういうものなんですよ。何度も見たいし思い出含めずっと大事にしたいものだと思う。
だけどこれは何度も見れるものじゃない。
大倉くんがいないコンサートを、一人欠けたコンサート映像を「今回のDVDが一番いい!」ってそれは安田くん、言葉が足らんよ…と思う(笑)
いや何度も言うけど、いいライブだったんだと思うよ。本当に。
この公演に入った人も一人一人いろんな感情だったろうし、そりゃ好きな人出てこないなら帰るのもわかるし、でもきっと公演後には関ジャニ∞最高だって思った人が多くいたと思うの。それくらいいいライブだったんだと思う。全然完全じゃないけど、関ジャニ∞としていい機会だったと思うよ。
でもそれってその場だけの話なんだよ。いい意味でも、悪い意味でも。
いい意味でも悪い意味でもライブってその場限りの空気っていうものがあって、それをたくさんの人が見れるように映像化するならせめて関ジャニ∞が好きな全員が気持ちよく観れる公演を本編として使ってほしかった。せめて。
だから私は考えた。
これはライブDVDではなくて「関ジャニ∞をプレゼンするための資料DVD」だと。だって関ジャニ∞とeighterをいい感じに美化して、いい風にしか映ってないもん。逆に言うといいところがたくさん入ってる。外向けにPRするいい資料だと思う。関ジャニ∞ってファンとの距離も近くてファンのこともメンバーのことも大事にしてていいグループだね!きっと関ジャニ∞をにわかにしか知らない人はそう思うDVDだと思う。本人たちも納得するだろう、あんなにオタクが映って使えることコメントしてくれたらさぞかし気持ちがいいのだろう。
そう考えるとリサイタルだって納得する。自分たちは近くに行きたい、触れ合いたい、騒ぎたい。ファンが死にそうな思いでチケット争奪戦になろうとも、行けたとしても席が違うだけで悲しい思いをすることも、行けないのにそのための曲をリリースされる残酷さも。そんなことを言い出したらきりがないのはわかってる、どのグループだってそうだろうし。だけど関ジャニ∞は言葉が足らない。自分たちの好きなようにしたいならすればいいけど、それを「ファンのため」だとは言ってほしくない。
ここまで書いたけど、ファンとの関係って難しいな~って思って手が止まった。
そもそもアイドルってファンのために存在してるんじゃないのか。
「嵐」という、見たいものを見せてくれる、夢を見せてくれる世界で育ってしまったから私が贅沢なのだろうか
安田のレンジャーを見ての感想で「eighterと違って安田は大倉と他人じゃない」そんな意見をツイッターで拝見した。いやいやファンと大倉も他人じゃねえだろ、と思った。他人だけど、大倉と安田が他人じゃないなら大倉とファンだって他人じゃないはずだ。腸閉塞だって他人事じゃないから(病的な意味じゃなくて)心配するし、大倉不在でもいいライブができたんだと思うし、こうして私は関ジャニ∞にモヤモヤしていたわけだ。決して他人じゃない、むしろ好きだからこそ行動に疑問が湧くし意見だってしたくなるし頭を抱えるわけだ。
今の状況で「関ジャニ∞ いいよ!ファンになりなよ!」私はとてもそう言えない。いやいいグループだけどおすすめする勇気がない。ファンでいるなら、それぞれの「開き直り」が必要なんだと思う。そう思うのは私が関ジャニ∞ファンである前に「ジャニオタ」だからだと思う。ジャニオタは楽しいよ、すごく。でも関ジャニ∞の世界にいると、思わなくていい事を思う事が多い。「好き」だけでいいのに、好きと比例しない事や納得しがたい事が多いから難しい。(まあそれも「嵐」にいたからかもしれんが)
ちなみに私が開き直ってるのは「横山くんがかっこいいこと」だから、全部横山くんのせいにしてる。聴きたくないCDを買うのは「横山くんがかっこいいから」だし、あんまり観たくないDVDとブルーレイを買うのは「横山くんがかっこいいから」だし、横山担がいるのにライブに行くのは「横山くんがかっこいいから」である。これはもう仕方ない。納得するしかない。ほら、横山くんってかっこいいから。
だから私はまだぶつぶつと文句を死ぬほど垂れながらなんやかんや泥のように関ジャニ∞に着いていくんだと思う。横山くんがかっこいいから、仕方ないよ。うん。
いやでも本当に、無理矢理にでも飲み込むしかない。
降りていくのは止めないけどそれぞれの方法で、なんとか前を向いてほしい。
(中高生のガキだらけになるのはごめんだし)
関ジャニ∞ってたぶん、これからもこういう事だらけだ。
あと、いい意味でもあんまりよくない意味でも「好き」ってどんなものにも負けない感情だ。